2010年5月5日水曜日

THe Gruffalo (邦題:もりでいちばんつよいのは)

おばけとか怪物とか、ちょっと怖いけどユーモラスなところもあって惹かれてしまう絵本というのは、どこの国でも子どもの心をぎゅっと掴んでしまうようです。イギリスでそんな絵本の代表作のひとつと言えるのがこちらです。

「The Gruffalo (邦題:もりでいちばんつよいのは)」
 作:Julia Donaldson(ジュリア・ドナルドソン)
 絵:Axel Scjeffler(アクセル・シェフラー)

The Gruffalo
The GruffaloAxel Scheffler

おすすめ平均
stars何度も読んでとせがまれます
starsドキドキがいっぱい^^
starsとってもおすすめです!
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日本語版はこちら。
もりでいちばんつよいのは? (児童図書館・絵本の部屋)
もりでいちばんつよいのは? (児童図書館・絵本の部屋)アクセル シェフラー

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森を行く小さな茶色のネズミ。ネズミを捕まえて食べてしまおうとするキツネや蛇などを思いつきの出まかせ話で怖がらせて追い払ったと思ったら、その出まかせが現実になって…。というのが途中までの話の筋ですが、とにかくこのネズミの機転が見事!最後まで読み終わったら、大人でもつい感心してしまうはずです。

この本はイギリスで非常に人気が高く、出版から10年がたつ昨年(2009年)、BBC(英国放送協会)がアニメ化してクリスマスの日に放送したというぐらい親しまれています。それは、先ほど書いた話の展開の見事さに加えて、登場する怪物 Gruffalo(グラファロ)のユーモラスな風貌や仕草にあるのだと思います。

日本語訳は「もりでいちばんつよいのは」という題名で出版されています。邦訳が出ているのはすごく嬉しいのですが、このタイトルではあまり惹かれないな~なんていう気も個人的にはしてしまいます。

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