2010年5月3日月曜日

Each Peach Pear Plum (邦題:もものきなしのきプラムのき)

2006~2007年のロンドン生活でいちばん思い出深い絵本を紹介します。

「Each Peach Pear Plum (邦題:もものきなしのきプラムのき)」。
 作:Janet Ahlberg, Alan Ahlberg (ジャネット・アールバーグ、アラン・アールバーグ) 

Each Peach Pear Plum board book (Viking Kestrel Picture Books)
Each Peach Pear Plum board book (Viking Kestrel Picture Books)Janet Ahlberg

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日本語版はこちら。
もものきなしのきプラムのき (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
もものきなしのきプラムのき (評論社の児童図書館・絵本の部屋)佐藤 凉子

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イギリスの田園地帯をモデルにしたのかな、という舞台にロビンフッドやシンデレラ、ハバードおばさんや魔女といった「有名キャラクター」たちが順番に登場し話を紡いでいきます。優しいイラストも良いのですが、そこに載せられているシンプルでリズミカルな文章も素晴らしいので、是非英語で読んでいただきたい本です。話の結び方も見事。

この本は、僕たちの家族がイギリスにいた時に「2度いただいた本」でもあります。当時うちの子はまだ0歳だったのですが、絵本の読み聞かせ支援をする自治体の方からいただき、その少し後には現地の友人からも「これいいよ」とプレゼントされました。イギリスでは本当に親しまれている絵本なのかもしれません。

日本語版も魅力的ですが、英語ならではの韻の踏み方(この本で使われているのは決して難しいものではありません)などを楽しむためには、やはり原書の英語版をお薦めします。

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